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先週は重いネタを書いたので、
今週は大衆娯楽モノを・・・

といこうことで今週は
オース!バタヤンという音楽ドキュメンタリー映画を
取り上げさせていただこうかと。

以前「アングラ王子の書斎」時代に書いた
2010年はこまどり姉妹の時代が到来(要注)
の時以来の音楽ドキュメンタリー映画ネタなんですが、
この作品もまた音楽ドキュメンタリー映画
「こまどり姉妹がやってくるYeah!Yeah!Yeah!」と同じ、
アルタミラピクチャーズの配給作品。

実はこの作品については、
数年前から、田端義夫のドキュメンタリー映画の
撮影が始まっているらしいとの情報を得ていたので、
内心「お蔵入り」しちゃったのかな?
と思っていたところ今年に入ってようやく
作品が上映されることが決定!
「よかったよかった!」ということで、
早速、ロードショー直後の5月某日、
テアトル新宿に出没し鑑賞することに・・・

田端義夫というと、
やはりこの独特のギターポジションでの演奏が、
我々の世代だと印象が強いんですが、
正直な話、それ以外あまりミュージシャンとしての
田端義夫について今まで「注目」してこなかった気がして・・・

気にはなってたんですよ本当に。
でも、なかなか最近じゃマスメディアでも
取り上げてくれませんのでね・・・


1919年1月1日三重県松阪市で、
10人兄弟の9番目に生まれた田端義夫は、
この映画の撮影が始まった頃すでに87歳。

2006年4月9日大阪の北鶴橋小学校体育館で行われた、
「おかえりバタヤン田端義夫オンステージ」を
ベースストーリーにして作られた歌謡ショー仕立ての
ドキュメンタリー作品。

観客が主に地元鶴橋の「お年寄り」ばかりの、
このリサイタルの開場前のシーンから物語が始まる。

開幕前、観客であるお年寄り相手に行うストレッチやら、
全国にいる年季の入った「バタヤン」のソックリさんたちによる
前座舞台まで「記録」に残しているところが、
また興味深い。

そしていよいよ開幕!!

すると、このリサイタルの司会がなっなんと!
かの浜村淳という
このチープな場所とのアンバランスな感じがまた、
逆に「伝説のライヴ」感を増幅させていて、
この演出は凄いなと・・・いきなりのカウンターパンチ。

ちなみに、この「リサイタル」の舞台構成は、
浜村淳によるものだというから、さらに驚いた!

しかし久しぶりに聞く「浜村節」は、
やはり面白い!絶対的に面白い!!
思わず口上を聞き入ってしまう。

現在は関西方面で放送されている
ラジオ番組(ありがとう浜村淳です)でしか、
この浜村節が聞けないので
関東地方在住の潮風太子には残念でならない。

その昔、2時のワイドショーという番組内の、
新作映画紹介コーナーで映画評論家として
レギュラー出演していた頃を思い出す。

とにかく独特の間と話すスピードの強弱のメリハリは絶品!
それと話が簡潔でムダなところが一切ナイ!

それでいて短時間のうちに必要な「情報」をすべて、
観客にインプットさせてしまう技術は、
「その昔の頃と同じ」正真正銘の名人芸。

かくして私、潮風太子もまた田端義夫の略歴データを、
インプットされた一人となった。

心地よい浜村節から田端義夫リサイタルがスタート。

また数年前から撮影が始まっていたということで、

生前の立川談志の貴重なコメント映像まで、
しっかりと記録されているのも特筆しておきたい。

なんとも饒舌に「バタヤン」を語る談志師匠が、
既に亡くなっているということが、
どうにも信じられなくて何とも不思議な感じの映像だ。

とにかく、これまた新作落語のように面白い!!
その他にも田端義夫ゆかりの人たちによる、
田端義夫を語るシーンが随所にインサートされていて、
これがまたいいタイミングにハマっていて、
作品のアクセントとなっている。

もう「バタヤンサウンド」のオンパレードで、
バタヤンの名曲の数々がこれでもか!これでもか!と、
入っているのだが、すべてワンコーラスなので、
もうちょっとジックリ聴きたい気がするなと思っていたら

そこはソレちゃっかり、
この映画のサントラ盤にフルコーラスで
収録されているというところがニクイ(笑)
この商売上手っ!!

幼少期の貧乏話を織り交ぜながら、
軽快なテンポでショーのシーンは続くが、
やがて田端義夫を語る上で、
どうしても必要な部分、
戦争時を回顧する場面へと展開してゆく。


バタヤンは幼少期時の栄養失調が原因で、
右眼を失明。
その為、
徴兵検査では丙種と判断され兵役を免除されたという。
しかし当時、
本人はそれがとても恥ずかしく悔しかったと振り返る。
これが当時の日本の雰囲気だったことが、
こういうバタヤンの話からも察しがつくというもの。
これこそが完全に軍国主義化した国の姿なのだ。

それでも、すでにプロ歌手として大活躍していたバタヤンは戦時中、
慰問団の一員として戦地に赴き現地の兵士たちを歌で激励して巡ったという。

このとき地雷平原をバスで移動するなど危険な体験や、
また慰問で激励した兵士たちが
続々と戦死してしまう惨状に愕然としたことなど、
「なんで人間同士が殺し合いをするのか」と、
やり切れない怒りや憤りを語る場面に、
最近の右左派論争の一番抜けている肝の部分を見た気がした。

最近の、どこか人ごとのように、
ディベート化してしまった戦争論議では、
「人間同士が」という最も重要な主語を簡略するようになってしまったので、
どうにも体温を感じなくなっていたのだが、
その原因はコレか?

そして、このバタヤンの想いは、
帰国後まだ戦時中だった日本の東京浅草での興行で明確になる。

当時、劇場には臨検席という検閲官が舞台を監視する席があり、
ここで逐一、流行歌まで言論統制下に置かれたという。

やがて検閲官から「お前の歌は軟弱だ!」と
再三にわたり注意、警告をされるたび
係官と対立するバタヤン。

結局、検閲が比較的緩やかと言われていた、
本来のホームグランドである
大阪へ活躍の場を移すことに。

そこで今度は大阪大空襲に遭うも、
奇跡的幸運によりバタヤンは生き残る。

やがて昭和20年終戦。

このとき命からがら戦地から帰還船で
舞鶴港経由で大阪駅へ辿り着いた人たちを迎えたのが、
大阪駅のプラットホームの放送で流れていた
田端義夫の名曲「帰り船」だったという。

この場面では「鶴橋の会場」の年寄りたちだけでなく、
この「フィルムコンサート会場」の、
あちこちからも、すすり泣きが聞こえ始める・・・
<
田端義夫は、あのナットキングコールと同い年。
名曲モナリザを歌っていた黒人シンガーだが、
この「モナリザ」をバタヤンが流暢な英語で歌うシーンには、
これまた驚かされた。
味があるというか、なんとも上品な歌い方なのだ。
こういうシンガーだったとは意外だった。
これまで本当に知らなかった…。

それから場面はミュージシャンとしての
バタヤンの分析・検証へと
マニアックな展開をみせていく。

この使い込まれたギター、
1954年に不思議な縁から出会ったアメリカの
ナショナル・ストリング・インストゥメント・カンパニー製
ナショナルNO1124モデルという、
このギター。
実は生産期間・本数ともに極めて希少なモデルだそうな。
また現役のプロ仕様として活躍しているのは、
間違いなくバタヤンのギターだけだろうとのこと…。

さすがに老朽化しているせいか、
2002年9月の舞台では舞台の真っ最中に、
バタヤンがギターを修理を始めると、
観客が大爆笑となる場面も…
それでも、どんなに「老朽化」しようとも、
バタヤンは、このギターで「営業」を終生続けた。
まさしく「プロこだわりの商売道具」ナリである。

このバタヤンのギターの音色について、
小室等は、これはバタヤンしか出せない音だと評し、
エレキの神様「寺内タケシ」も同様に絶賛している。
唯一無比のギターサウンドそれがバタヤンサウンドなのだ。

また、そのサウンドを支えるチューニングにも
徹底的にこだわっていて、
YAMAHAのチューニングスコープBT-11(モノクロ写真の方)という
オシロスコープがついたチューニングマシーンを
長年にわたり愛用していたとのこと。

というか、このチューナーも昔ヤマハで
オシロスコープつきのチューナーを出していたらしい
程度の「噂ばなし」でしか知らなかったが、
実際に稼動している状態を見たのは、
この映画を通して初めて見た。

これまたマニアックな感動をしてしまった!
が、観客のお年寄りたちは
明らかにドン引き状態であったことは、
いうまでもない…
しかしながら、
この作品の田村孟太郎監督の
強い意図がハッキリとわかるシーンだ。

またバタヤンのステージの特徴というか、
こまどり姉妹のステージのときもそうであるように、
この世代の歌手の人たちは、
極々自然に観客席へ降りて行って、
客とトークのやりとりをする。
お笑いの世界では「客いじり」といって
忌み嫌う向きもあるが、
これもファンサービスとして見た場合、
最高のおもてなしである。

当人が憧れていた大スターとガチンコトークができるなんて、
夢のような時間そのもの。
また、これが面白いトークになるのだ。
いってみれば超一流ミュージシャンならではの
ノリのいいセッション。
大スターと一般庶民というミスマッチが、
プロ同志では意外とできない独特のグルーヴ感を生み、
それが心地良い爆笑へと昇華する。
これこそがバタヤンライヴの真骨頂なのだ。
リピーターが多いのも頷ける。

しかし最近はなかなかこういう舞台を
観る機会がなくなってしまった気がする。
もっとも年々、時間の枠と視聴率ノルマ、
それに戦前時の検閲のような
細かい制約が増えた最近のテレビでは、
こういうものも観ることが出来なくなったのも現実。

それ故、この作品一見の価値アリと。
心を豊かにする笑いとは?
そして平和であるということ。

しいては先の戦争の正体は何であって、
当時を生きた人たちは本当のところ、
戦争についてどう考え、
我々後世の者たちに何を伝えたかったのかと…

このタイミングだからこそ、
観ておきたい作品であり、
バタヤン田端義夫という偉大な
ミュージシャンがいたこと。
これまた後世に伝えなければならないだろう。

実は日本初のシンガーソングライターであったことも含めて。

ただ無類の女好きで再三、
女性問題でトラブルを起こした人物であったことは、
あえて伏せておこうか。

残念なことにバタヤンこと田端義夫は、
この映画が公開される直前の
2013年4月25日肺炎のため
お亡くなりに・・・
享年94歳。
また一人、本当の戦争を語れる人がこの世を去ってしまった。
バタヤンこと田端義夫さんのご冥福を謹んでお祈りいたします。

と同時に先日、44歳の誕生日を迎えた潮風太子。
バタヤンの享年まで、あと50年!
そう考えると改めてバタヤンの偉大さが実寸大でよくわかる。

あと50年か…
間違いなくムリ!だな・・・


非常に良質な作品なので、
もうちょっと公開する劇場が増えても良さそうな作品。
できれば後々、地上波の深夜枠あたりで放送してほしいところ。

「当時」を知るお年寄りだけでなく
「戦争を知らない世代」の人も、
観る価値がある貴重な記録映画だ。
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最近、我が愚息(長男)も反抗期に入ったのか、
言葉遣いが荒れてきた。
「バ~カ、ボケ、死ね」等々・・・

経験則から、
こういうのは早いうちに「矯正」しなくてはならない。
下の子や周囲の子たちにまで伝染する為だ。

ということで試しに、
今風の「尾木某」の言うように、
じっくり話し合って理解させながら諭す方法で「矯正」を試みる。
「どうしたの?そんなこと言われたら相手はどんな気持ちになる?」
といった具合に。

実際のところ、やってはみたものの、
あまり効果があったように思えなかったが、
とりあえず愚息から「わかりました、もう言いません」と、
反省の言葉が出たので、
この件はひとまず「解決」ということに。

しかし、それが甘かったのか・・・

数日後、今度は学校の先生から連絡帳に、
愚息が友達とのちょっとしたトラブルからカッとなり、
その子に対して水をぶっかけ、
ずぶ濡れにして泣かせたので厳しく指導してください!
との報告が・・・
今後いじめにもつながりかねないとの厳しいご指摘。
要するにどうやらキレたらしい。
相手を思いやる心は何処へやら・・・

すぐさま本人に確認したところ事実を認めた為、
理由を一通り聞き全体像が把握できた時点で、
愚息を怒るのはひとまず後回しにし、
ご迷惑をおかけした子の親御さんのところへ、
まず謝罪の電話を入れることに。

最近のクレーマー対策用のマニュアル本では、
いきなり社長が謝罪するようなことをしてはいけない!
と欧米式の注意喚起をしているが、
こういうケースの場合は完全にこちらに非があるので、
その時点での現場最高責任者がまず、
いの一番に謝罪することが「鉄則」!
絶対に人任せにしないコト。
それが潮風太子の謝罪に対する考え。

ということで、
早速、夫婦で短時間での協議の上、
見解と今後の方針を確認したところで、
まず父親である自分が、
相手方のお宅へ間髪いれず謝罪の電話をする。

すると奥様が出られて、
いきなり相手のガキのオヤジが電話を
かけてきたので「いやいや」と少々驚いた様子。

とにかく我が愚息の無礼を侘び、
厳しく指導する旨を伝えると同時に、
夫婦で、すぐに謝罪に伺いたいと「お伺い」をたて、
翌日早々に、ご自宅へ伺うアポイントメントをとりつける。
これまで「事件発覚」から約20分弱。

その数時間後、今度は我が家の方へ先方のご主人から、
電話が入ったとのこと愚妻が対応。
すると今回の件はウチの子にも非があったこと、
それと元々は「親友」という間柄、
それにこれからもいろんなことが起きるであろうということから、
「この程度のことで、いちいち親が出てくるようなコトでは
ナイと思いますよ」とのありがたいお言葉。

「今回の件は子供同士で解決させてみてはいかがでしょう?」
という当方にはこれ以上ナイ、
ありがたいご提案を受け、
ひとまず自宅への謝罪の件は結構ですということにて、
事実上の終結。
まぁ話して解ってもらえる相手でよかった。

その後、やはり平成式ではダメだということで、
「昭和式」(第2団塊世代以前の方ならおわかりかと)
の矯正方法にて厳しく指導。

翌朝、愚息に「今日、まずお前は学校に行ったら何をするんだ?」
と念を押して確認。
すると「〇〇くんに謝って、また一緒に遊んでって言う・・・」
「ヨシ!必ず一番先にやれよ!」と念には念を入れて再度確認。

連絡帳には愚妻がこれ以上ないというくらい達筆な文章で、
担任の先生へ「ご迷惑をおかけ致しました」
という事の顛末(報告書)を書いて提出。

早い対応のかいあってか、
コトも大きくならず穏便に解決。
その後も〇〇くんとは、
いつもどおり学校で遊んでいるとの報告に親として一安心。

コドモのケンカなんてもんは、こんなモノなのかもしれないが、
こういうご時世なので謝罪対応(危機管理)だけは、
キチっとしすぎてし過ぎるコトはナイ!と改めて認識。
それと、愚息の「言葉遣い」に始まった初期対応の甘さが、
こういう事態を結果的に引き起こしたことも反省材料となった。

この先これから何度となく、
こういう事態に見舞われるのかと思うと少々というか、
かなり気が重いが、
これも親の務め。

でも、実はごく当たり前のコト。

さて、この謝罪の仕方と危機管理という問題。

最近日本で、こんなことが起きた。

橋下徹大阪市長の失言騒動。
大阪市長のことなので他県在住の潮風太子が、
とやかく言う権利もなければ、
以前にも書いたとおり、この人に対しては、
正直興味がナイのであくまでも「例」として引用
させていただくことをお断りした上で一筆。

いわゆる従軍慰安婦という人たちが、
強制連行によって「働かされていた」
というのはトンデモナイ話だとか、
当時は他の国だって「慰安婦」というのは存在したので
日本だけ叩かれるのはヘンだ!など、
「大阪市」とはほとんど関係ない話を、
大阪市担当の記者相手にベラベラと展開した一件。

しかし、この現代ですら程度の差こそあれ、
ほぼ強制的に風俗店だとかAV業界で
働いている女の人たちが実在することを考えても、
この主張には相当にムリがあるとは思うのだが・・・

実際の話、
風俗店やAV業界で「強制的」に働かされている人たちの、
強制的に働かされているという証拠がナイことからも、
そういうことは常識的に察しがつこうというもの。

「強制的」も「半強制的」も、
こと人権という観点に立って見たら、
どちらも同じ・・・時代がどうだとか言う以前に。

一応、この人は愛国心からのつもりで言っているらしい。

しっかし、はて?一体なんでまたこんなことを
突然ベラベラ言い出したのやら・・・?
さすがに保守派層でも理解に苦しむ。

と思っていたら、

どうも、こうした極右的な思想と言動の背景には、
こういう人たちの存在があるからかもしれない。
ヘイトスピーチというそうな。
こうした自称・保守層の取込みを意識したのだろうか・・・?

以前、右派のデモについて書いて、
マスメディアや民主党の左翼偏向思想に危うさを指摘した。
しかし、それはまた逆の意味で揺り戻しによる極右を生み出す
危険性への警鐘でもあったのだが、
残念ながらフランスやオランダはじめ
主に白人国家で起きている極右思想家よる
深刻な問題(移民排斥運動)が日本でも、
同じように起き始めたということなのだろうか?

領土問題だとか偏向報道に対する大規模な右派のデモは、
3.11の東日本大震災を機に今度は脱原発デモへシフト。
これによりデモに参加していた多く民衆は、
かねてから反原発を唱えていた左派と合流する展開となった。

これで元々の極右論を展開していたグループは、
原発支持派とともに独自の路線を突き進むことを決意したのか、
典型的な例として一水会(脱原発の右派)と在特会(民族主義派)の
動きに見られるように分流し、やがて右派のデモは縮小化。
これ以降、都市部では大規模な右派のデモが起こらなくなった。
結果的に右派のデモは分散した形に。
というかデモの「ブーム」が去ったといった方が正しいのか。

それに代わって少数になりながらも強硬派は、
より過激なヘイトスピーチを展開し始めた。
最近、言葉遣いが荒れてきた・・・のと同様に。

最近のネット上では右派、左派ともに知識を競う、
ロンパールーム(論破ールーム)化が進み、
あまり体温を感じない活字体の空虚な論戦が連日のように、
現在繰り広げられているが、
潮風太子が観察しているところ、
やがてはネタが尽きて、
終焉という展開を迎えるんだろうな。
という様相。

なにか、その昔「学生運動」が起きていた60年代~70年代に、
あったようなことが「左」を「右」に変えて同じように起きた。
そんな結果になりそうだ。

となると、
やはり「強硬論者」たちの行き着く先は
「過激化」への道と・・・

かくして歴史は再び繰り返されるのか?
もっと早い段階で手を打つべきだったのだが・・・
橋下徹にしろ極右派の過激なデモを行っている組織も、
もう後戻り出来ない状況に陥ってしまった感がある。

こうなるともう徹底抗戦でしか、
自分らのアイデンティティが維持出来なくなってしまう。
まるでかつての日本軍や満州国軍、
連合赤軍をみるような思いにウチらの世代はなる。
非常にメランコリックというか鬱な感じだ・・・
言い方を変えれば、
彼らに共通するのは謝り方が下手ということ。

そう考えると田中角栄は謝り方が上手かった。
毛沢東が生きているうちに過去の戦争について、
謝罪をすべきだ!ということで周囲の反対を押し切って、
中国との国交正常化をもって関係修復を成功させた。

中華人民共和国となってまだ間もない頃の中国は、
文化大革命時の「粛清」などで少々「やましい」気持ちが、
対外的にあったタイミングを見透かしたように、
田中角栄は周囲の反対を押し切って中国へ、
かつての戦争時、日本軍が引き起こした「愚行」を侘び、
正式に謝罪し中国との国交を回復させることに成功した。

が、この時キチッと話を最後までつけなくてはならなかった。
少なくとも後世で解決させようなどと思って
本件を棚上げしたことが、
結果的に誤った判断となってしまった。

またロッキード事件で田中角栄が失脚した後も、
何度もしつこくかつ押し付けがましく謝罪(するフリだろうが)し、
相手がウザがって「もうその話はイイから」と言うまで、
日の丸付きの「ブツ」を中国国内至るところに「金」ではなく、
謝罪の品、謝罪の建物、謝罪の工場と称して残しておくべきだった。

反日教育が始まる前までが勝負だったワケだが、
今となっては、もうどうにもならない状況だ。

謝罪の仕方と危機管理は一対のセットであって、
また、いつの時代であっても、
どのポジションであろうが、
絶対的かつ普遍的なものであって、
とにかく最初が肝心!!

最近改めて、このところ起きている事象から、
そう考える今日この頃・・・・

頭下げるなら早いに越したことはナイ!
潮風太子が、ここまで生きてきて思ったのは、
自分の周囲において同世代で早々に出世した人、
あるいは社会的に成功を収めた人、
こういうった人たちをここまで観察してきて得た結論として、

とにかく「謝ること」がうまい人から順に成功者となる!
こういう結論に至った。


余計な話かもしれないが結婚前の女の人は、
こういうところを見て「男の値踏み」をした方がよい。
と来週44歳になるオッサンの独り言をボソボソと・・・

さて今後、まず我が家の愚息の反抗期対策の柱として、
怒られ方と謝り方の教育から始めることを決めた。

これこそが国家の危機管理対策の基本ではなかろうか?と。

怪しげな道徳教育とやらが始まるまでが勝負になりそうだ。
今週もスポーツネタで明るいネタなんぞ。
来週はちと重めなネタの予定のためでして・・・

ということで先週の最後にチラッと書きましたケド、
マリーンズネタを(^^)v

いや~潮風太子が毎日購読している日刊スポーツ
(関東駅売り版)1面トップにルーキー加藤翔平の記事。
ありがたい話ですハイ。

今年のマリーンズは勝つときは僅差、
負けるときは大差かサヨナラと非常にハッキリした
勝ちパターンと負けっぷり!!

なんで強いのか?ほとんど(すべてといってもイイ)の
野球評論家たちが首をかしげる奇妙な怪進撃(?)で、
なんと首位にて交流戦へ突入!!

すると、どうでしょう?
完全に負けパターンの試合が、
終わってみれば今シーズンのマリーンズを象徴するような、
後半で大逆転の僅差での勝利!!
やはり巨人戦の扱いは違いますな(笑)
1面トップですよ。

失点の方が多くても、
本塁打はセ・リーグ最下位のヤクルト並みの
16本(5月15日現在)でも、
防御率パ・リーグ4位だって、
鈴木大地、加藤翔平、松永昴大、
益田直也、西野勇士、江村直也、
川本良平、細谷圭・・・
我々マリーンズファンと
一部のマニアックなパ・リーグファン
くらいしか知らない選手ばかりでも、
(大物野球評論家連中は解説がしどろもどろ)

そこいらの派遣労働者並みの賃金の選手が、
東京ドームでの巨人戦(1軍)の試合で、
ちゃっかりマウンドに上がっちゃったり、
ビビリながらも大金持ちで超一流の
巨人軍相手に野球やらせてもらう・・・
まるで某発泡酒のCMのようなカンジでもイイんです!
これこそ千葉ロッテの真骨頂!!

でもね。
マリーンズファンは、
ちゃ~んとわかってますよみんな。

伊東監督のおかげだってコト。

超スパルタ式のキャンプやってたんですよ今年は。
ほとんど大手メディアでは扱ってもらえませんでしたケド・・・

だからオープン戦から開幕当初には、
選手はもうクタクタで、
試合はボロボロでしたっけね(笑)
なので余計に他球団が油断しちゃったのかなと…

それと新人を徹底的に使って、
使って使いまくりながら育てて、
ベテランを刺激するやリ方。
今ぞ昔の広岡達朗・森祇晶方式。

これって意外と、
他球団がデータが出せないんですよ。
数値が安定しないんで。

でもそうやって考えると、
元西武出身の監督って凄いなと。

現西武監督の渡辺久信も、
現ソフトバンク監督の秋山幸二も
同じようなやり方で結果出してますからね。

長嶋茂雄は偉大です!!よ。
でも長嶋茂雄の現役選手時代、
チームメートで巨人V9黄金期には、
不動の正捕手だった森祇晶
(森昌彦)もまた偉大だったってコトなん
ですよ!
伊東、渡辺、秋山監督とて、
どうやら森手法を継承している感じですから。
あんまり評価されてナイみたいですが。

人を育てるって難しい・・・・

でもって最初が肝心なんですよねぇ・・・躾も含めて。

来週はそのへんを。

ちと重めのネタになりそうですが・・・

ということで、また来週。
もう、すっかりご無沙汰してしまった
千葉ジェッツのネタを今週は・・・

世間一般には殆ど知られることなく、
bjリーグ(バスケットボール)今シーズンの
公式戦全日程が終了。

イースタン・カンファレンス、
ウエスタン・カンファレンスともに順位が確定。

でもって潮風太子が応援している
千葉ジェッツはというと、
昨年(9位)より順位を上げての6位にて終了。
そして、このbjリーグで6位というのは、
プレーオフ進出を意味します。
昨年は、もうココで終了していたわけですから、
チームとして最低限のノルマは果たしてくれたのかなと・・・

で、どうやってプレーオフをやるのか?
というと、まずファーストラウンドとして、
4-5位と3-6位が2試合対戦し2勝した方が、
ファーストラウンドの勝者4-5位は1位、3-6位の勝者が2位と、
それぞれセミファイナルに進み対戦、

そして、その勝者がカンファレンスファイナル(準決勝)へ進み、
東西それぞれの勝者がチャンピオンファイナルで激突!
真のbjリーグチャンピオンを決定するというシステム。

今シーズン6位の千葉ジェッツは3位だった
富山グラウジーズと魚津・ありそアリーナにてアウェイでの対戦。
さすがに場所が遠くて応援に行けなかったものの、
2月16,17日に同チームと対戦し1勝1敗で
得点差も比較的僅差の戦いだった相手。
ひょっとすると、ひょっとするかも。
5月18日に有明コロシアムで行われる、
カンファレンスファイナル目指して頑張って勝利してほしいところ。

5月4日、5日という日本中が、
国民栄誉賞(一部の輩は、競馬のNHKマイルカップ)一色という、
完全に記事としては埋もれるような日に行われるも、
初戦の4日は富山に敗れたものの、
後がなくなった翌5日、
首の皮一枚繋がる1勝で富山の連勝=セミファイナル進出を阻止!
しかし、これでは決着がつかないので、
さらに2Qの延長戦に突入!

するも、やはり地の利なのか、
いやいや熱狂的な富山ブースターの応援の賜物か?
惜しくも千葉は2点差で敗れ、
残念ながらファーストラウンドで敗退・・・
これにて千葉ジェッツの今シーズンは終了。

あら残念!有明には行かれませんでした。
もうちょっと観たかったんですけどね・・・
こうなりゃ富山頑張れ!ですハイ。


今シーズンはHC(ヘッドコーチ=監督)も代わり、
どうなることやら・・・と期待半分、心配半分
(昨年の高松のような大型連敗か?)で始まったシーズンも、
いやいやどうして大健闘といっていいでしょう!

でも、まだ上位(特に)4チームとは
ゲーム差を見てもお分かりの通り、
優勝目指す!には、まだ「お金」と「時間」と、
ブースター(ファン)の数が必要かと・・・

ちょ~っと少ないかなぁ・・・・やっぱ。
でも私、潮風太子は来シーズンもブースター会員になりますよ。
結構、バスケットボールも面白いんですがねぇ。

来シーズンの千葉ジェッツは日本バスケットボール協会が
仕切るナショナルバスケットボールリーグ(NBL)にも、
参戦するとのこと。
これで、少しは全国区レベルでの
メディア露出が増えるかもしれません。
人気先行だろうがなんだろうが、
とにかく名前が売れませんとね。
下手すりゃチーム自体が無くなっちゃう心配もあるもんで(笑)

いつの日か満員御礼の有明コロシアムで、
千葉ジェッツがチャンピオンファイナルを戦う日が来るといいなと・・・

でも、その前にまず地元の船橋アリーナを
千葉ジェッツのブースターで、
満員にすることが先か・・・。

来シーズンの千葉ジェッツ大活躍に期待しましょう!!


さ~て、秋の来シーズンまではマリーンズの応援だ!
fc2blog_20130430114837424.jpg
東京都知事の猪瀬直樹が
ニューヨーク タイムズの取材に応じた際、
オリンピック招致に関してイスラム圏である、
ライバル都市イスタンブールを批判するような
発言があったとの記事。

欧米諸国にとっては、
できることならトルコでオリンピックを
開催してもらいたいと思っていることを、
すっかり忘れてしまっていたのだろうか?
それとも知らないのか。

このところ開催されているオリンピックや
サッカーのワールドカップの開催国(予定国)をみれば、
わかりそうなものだが・・・

中国、南アフリカ、ブラジル・・・

どこも近年、欧米諸国の大企業にとっては、
アウトソーシングに都合のイイ国ばかり。

それに引き換え日本での開催となると、
あくまで「アジアの小国の一都市」である東京が、
大規模なインフラの再整備を行う口実として、
オリンピック開催を目論んでいるだけなので、
欧米諸国の巨大企業からしてみれば、
妙味がナイというのがホンネ。


まぁしいて言えば、
日本の景気が良くなるのかな、
ということぐらいで、
また円高が加速!という話になるか。
となると、
外国の大口機関投資家にとっては、
興味のある話だろうが、
はたして巨大企業の大資本家たちにとって、
日本でのオリンピック開催は喜ばしいことだろうか?
となる。

どうも「彼らは」日本の足を引っ張る要素を
見つけることに躍起になっているかのようだ。

レスリングの正式種目からの廃止をはじめ、
その前にはソフトボールや野球も廃止した。
いずれも日本にとってメダルが、
期待できる種目だったことからしても、
あまり日本が図に乗ることを、
「彼ら欧米人たちは」お気に召さないらしい。

結果的に猪瀬直樹は、
まんまと嫌日派ロビイストの術中にハマった感じだ。

さて、この猪瀬都知事、
これより少し前に、
こんなことを言い出している。

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都営バスの渋谷⇔六本木間で24時間の終夜運行を、
年内にも始めると。
ゆくゆくは地下鉄も終夜運行を行うようにしたいと・・・

言い分はこう。
ニューヨークだってロンドンだって欧米の主要都市では、
バス・地下鉄の24時間営業は「常識」だから。

「国際都市TOKYO」を今後、
全世界にアピールするには、
絶対的に不可欠なコトだとのこと。

「ほぉ・・・・」なるほど。

この話は前任者である石原慎太郎の頃に始まった話なので、
猪瀬都知事は、これを継承して進めるということらしい。

では「常識」というのならば。

この手の業種で働いている「労働者」たちの、
労働条件もまた「欧米基準」にしてくれるのだろうか?と。
例えば労働基準法の問答無用「絶対厳守」だとか。

それはまた別の話とな?

本当に労働基準まで欧米の基準にしたら、
当たり前のことだが「合致」しないので、
これを労働者たちが批准させようとすると、
年がら年中ストライキが起きることになる。

いわゆる欧米で生活している人、
あるいはしたことがある人ならお分かりだろうが、
欧米人労働者たちにとって、
ストライキは労働者にとって当然の権利だと思っている。
それはまた市民もそう考えている。

では、その考え方が今後は日本でも「定着」するのかというと、
ハッキリいって「否」だ!

要するにこういうことだ。

日本人の「労働者」は皆いい人たちばかりだから、
「欧米人たち」のような図々しい「わがまま」は言わない・・・

だいたい今どきストライキなんて、
民衆から理解が得られないから、
やるだけ逆に労働者側には「不利」に働いてしまうだろうと。
こう考えてしまうからだ。

国鉄が民営化してJRになったとき、
まず国鉄最大規模の労働組合であった「国労」を、
まっ先に「粛清」したことを皆さん覚えているだろうか?

これは非常に効果的な「見せしめ」となり、
このトラウマが現在のストライキのない、
「平和で穏やかな日本」を作り出した。
労働者の権利よりまず雇用と言われるようになったのは、
この頃からだ。

一応、今でも春闘の時期になると電鉄やバス会社が、
「ストライキ」をほのめかすようなビラを
駅やバスの停留所などに張り出すものの、
誰も本気でストライキが行われるなんて思っていないし、
実際にナイのが現実。

そもそもストライキってものを、
最近の若い世代の人たちは知らない。

有刺鉄線のバリケード、ロックアウト、スト破り、
これらのコトバの意味を
インターネットを使わずにキチンと答えられる
20代の若者が現在どれだけいるのだろうか?
下手したら我々第2団塊世代ですら知らぬ者がいる。

これが現在の日本の実情。

それが欧米並みに、
「夜中に仕事なんてキツイから、
それ相当な手当と休暇日数を増やせ!」
と言い出したらどうなるのか?
でも、こんな言い分は欧米じゃ「常識」。

ほんのささいなコトでも、
すぐストだのデモをやるのが、
欧米先進国の常識だ。

なるほど、これを期に我が国の労働環境も、
欧米並みの常識に変える絶好の機会かもしれぬ。

いや、もう最後のチャンスかも・・・
だとすれば、猪瀬直樹もなかなかイイこと言うじゃないか。
「欧米先進国では当たりまえバンザイ!」

とまぁ、そこまで突っ込んだ記事を書く、
あるいは報道する日本の大手マスメディアが、
果たしているだろうか?

これはストやデモをけしかけるのとは違う!

「皆さんは世界の常識をご存知ですか?」
という我が国の国民への問いかけに過ぎない。

まず、こういうところから我が国の労働者意識を変えていかないと、
いつまで経っても日本はホンモノの民主主義国家にならない。
もうこれを機に、
お任せ民主主義はやめましょう、
世界的にみたら非常に恥ずべきコトなんですよと。
それこそがマスメディアの「仕事」だろう。

しかし、だいたい夜中の2時、3時に渋谷から六本木の区間で、
どれだけの客が乗るのだろうか?

料金は深夜なので倍額運賃(400円)とのことだが、
1時間に1往復となるとコスト面からみて、
1便(1往復)平均10人程度の乗車が
最低ノルマになると思われる。

そんなに乗るか?毎日毎日。

単に規制緩和したタクシーに対するいう嫌がらせにしか、
思えないのだが・・・・

では好意的にみたとして、
これが見事に大アタリしたら、
当然、他の路線でも「終夜運行」が始まるだろう。

そうなった場合、
東京都交通局では他のバス会社と比べて、
爆発的な賃上げがキチンと行われるのだろうか?

ついでに書くと、
鉄道バス業界でよく言われている、
基本給格差も大幅な上方修正にて
行われるようになるのだろうか?と。
モデルケースとして・・・

もし、そうなれば当然のコトながら、
他社の京王、東急、小田急、国際興業だって追随するのは必至。
都内では一晩中あちこちで路線バスが走る光景が、
見られるようになるだろう。

いや、これは名古屋や、
大阪、福岡といった大都市に一気に波及するに違いない。

今、ほぼ全ての日本のバス会社は
苦しい経営を余儀なくされているコトになっている。
そして、これらの企業の労働組合はどこも、
さんざん経営改善を求めてきた経緯から、
通常終夜運行を反対するにも出来ないジレンマがある。

では、それとは逆に大赤字となってしまった場合、
いったい誰が責任を取るのだろうか?

都バスは年間約20億円前後の赤字を出すと言われている。

しかし、この大赤字部分の大半は東京都が大株主となっている、
東京電力からの株主配当で賄い補填してきた。

が、東電はこの先、震災の補償問題を抱えるために、
都バスの赤字を補填できるような高額配当が出せる
状況ではなくなるだろうし・・・

では更なる都民の血税投入となるのか?
目黒区に至っては現在、都バスが走っていないのに
目黒区民にまで都バスの赤字補填に協力させるのだろうか?
「当然のこと」と納得が得られるのだろうか?
また更なる赤字を生むなんてコトにならなきゃいいが・・・


バスの運行は毎日365日(366日)行われる。
年間のほとんどが「大赤字」のバスを走らせることが、
「世界基準」だというのなら、
少なくとも、この国には、
そういう世界基準は似合わない。

こういうことを東京都交通局の労働組合は、
どう考えているのだろうか?

おそらくこうだ。

「上がやるっていうから仕方ナイんだよね」と。
嫌だと言うのなら「仕事」辞めろと。

そもそも、日本は「京都議定書」なるものを、
全世界に向けて発信していたハズ。

「今後は排気ガスや工場から排出される
二酸化炭素を減らして地球の温暖化防止に努めましょう」と。

そう言う一方で、夜中に街中を一晩中バスを走らせると。
発進・停止を繰り返しながら排気ガスをばら撒くか・・・

「たいした排出量じゃナイ」なんて、
「櫻井よしこ」みたいな屁理屈が、
今のアメリカ・中国主体の「国際社会」で通用するだろうか?
ほれ見ろと。

「オマエら言っているコトとやってるコトが違わねぇか?」、
「なんだ単なる思いつきだけで言ってやがったのか」と。

嫌日派ロビイストの連中から、
あんまり余計なツッコミをいれられるようなコトは、
こういう場合しない方がイイのに。