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今日は時間がナイのでパパっと。
というのも、これから忘年会なんですよねぇ・・・


最近は便利になったもので、
どの地域で暮らしていても、
こうした「電気部品モノ」や工具も
簡単に入手できるようになった。
ホームセンターで入手できなければ、
ネット通販で購入できるようになった。
しかも安価な値段で。

ちょいと一昔前までのように、
いちいち「秋葉原」まで出てきて部品や工具探し・・・
なんてコトもしなくて済む時代になった。


JR秋葉原駅の電気街口を出て線路のガード真下、
すぐ手前にラジオストアーの入口が昔は見えたハズだが、
現在はこうして、ちょっと気にしないと看板すら
見えないので一瞬どこにあるのかわからないくらいだ。



そのラジオストアーが先月の11月30日をもって、
64年の歴史にピリオドを打った。

このガード下には、
もうひとつラジオセンターというのがあって、
同じガード下、
「狭い」通路の中心を隔てて、
2つの電気パーツマーケットが左右で、
別々に存在するという、
実際にココへ足を運んだことがナイひとには、
わかりづらい話かもしれないが、
雰囲気としては上野のアメ横のガード下商店街を
更に凝縮圧縮したようなところが存在する。

そして今回は「ラジオストアー」の方が閉店となった
(都合9軒)。

このエリアの店舗は元々JR東日本の管轄で、
そのJR東日本との契約切れが理由とのこと。

せっかくなので、だいたいどんなトコなのか?ご説明など( ´ ▽ ` )ノ


例えば雑誌「子供の科学」(通称・子科)や
「ラジオの製作」(通称・ラジ製)、
「初歩のラジオ」(通称・初ラ=ちっともビギナー向けじゃナイ)だとか、

「楽しい電子工作入門」といった類いの
電気工作本に掲載されているモノを作ろう!
というコトになったと・・・。

そこで、その図面に書かれている部品を買い集めるワケですな。

でもって、こんな風に部品や工具を1軒
また1軒と回りながら狭い路地を歩き回り、
お目当ての部品を見つけると、
小さいプラスチックの皿に入れて、
コレとコレ・・・なんてカンジで購入していくと。

「こんなに膨大な数の部品の中から探すのか?」と思うでしょ?

しかし、この手のモノが好きな人たちにとっては、
案外と簡単にピンポイントで見つけるコトが出来るもので、
コレもまたある程度の慣れは必要だけれど、
慣れるとココが宝の山のパラダイスのように感じられるように
なってくるから不思議。

欲しい部品だけがピカッと光って見えるようになるんですな。

「ウォ~もう今年のアルプスのバリコン出てやがる!」ってな風に。

そうやって部品をかき集めながら購入して、
自作のラジオなど電気工作に励むワケで・・・

と書いても最近ココで、
そういう感じの「アマチュア小僧」をみかけなくなった。

そりゃそうだ、今から30年ほど前の話だからだ。


ちょうどこの30年ほど前頃くらいから、
こういうところで地道にラジオのパーツ集めをしなくても済む、
「ラジオ工作キット」が通販で販売されるようになった。

初心者向け(小学生~中学1年程度のレベル)の、
エナメル線を巻きつけたコイルを作り、
それをダイオードと抵抗器で電流を流す仕組みの、
ゲルマニウムラジオ(電池不要)に始まり、

それをクリアすると次にトランジスタ(上記画像)を使った、
トランジスタラジオ作りに進む(電源は乾電池)。

トランジスタラジオ作りも最初はトランジスタ1個使用の
1石ラジオ「※トランジスタ1つの単位を石(せき)と呼ぶ」
に始まりクリアする毎に2石、3石と次第に難しいレベルに
挑戦していくというのがラジオ作りの王道。

いわずもがな1石より2石、2石より3石の方が、
格段に感度、音質、音量が良くなっていく。

こうしてハンダ付けの技術やニッパーなど工具の使い方を、
ごく自然に当たり前のように身につけてゆくことになる。

ただ、この時代すでに、
家電量販店では3石のAMラジオが980円で売られ始めていたので、
わざわざ自作のラジオをつくる方が、むしろ高くついていた。

なので、この頃にもなるとラジオ作りも、
もっぱら「子供の工作ごっこ」あるいは、
「技術家庭科の教材」の域となっていったので、
こうしたショップへ「エレクトリックボーイ」たちの
足も次第に遠のいていった・・・・


そもそも最近では「専用」ラジオの存在すら見かけなくなった。
もはや「ラジカセ」ですら死語の世界となりつつある。


それもそのハズで、いわゆるスマートフォンには、
無料アプリ「radiko」(ラジコ)なんて優れモンがあるので、
それをダウンロードしてしまえば、
携帯電話がラジオにもなってしまう。

しかも、このradikoはAMラジオはもちろんのこと、
FMさらには短波ラジオまで聞ける超スグレもの!!

これじゃラジオ作りに魅力を感じる子供なんて出てくるワケないか・・・

もっとも最近はラジオ作りにかわって、
それが自作パソコンになったワケだが。

使用するトランジスタの数が膨大になってきたことに伴い、
これがICだとかLSIに変わると、
もうハンダ付けするようなこともなくなった。
基盤をパチっと付け替えるだけの話。

壊れたときは基盤ごとソックリ交換して終了。
便利な時代になった。


現在、家電量販店やホームセンターで販売されている、
中国製の「再生専用のDVDプレーヤー」なんかだと、
このように実に「シンプル」な作りになっていて、
まるで3石ラジオあたりを作るより
簡単なんじゃないかとさえ思えるほどだ。

まぁこっちの方が機能レベルとしては格段に上なのは、
書くまでもないか・・・

かつてココに通っていたハズの「少年」たちも、
今や社会の中枢に位置している。

潮風太子もその一人といってはおこがましいか?

おそらく、このブログを見てくれているであろう
親友Yもその一人だ。

Yは少年時代から「電気工作大好き少年」だった。

フィラメント(フラッシュの光るパーツ)をおもちゃにして、
遊んだりしていたほどだから、
「秋葉原」について相当に詳しかった。

パソコンもいち早く導入していて、
まだマイコンなんて呼ばれいた頃、
プログラミングも手動入力で、
マシン語だとかベーシック語といった気が遠くなるほどの
膨大な入力データを丹念にコツコツとインプットして、
ゲーム(パックマン)などを完成させていた。

やがて大学そして大学院と進み、
某超一流企業の研究所に勤務するまでになった。

以前、Yと話をしていたとき、
こんな話をしていた。

最近は設計図を書くものの実際に試作実験ができないと。
自分でやれば5,6時間で出来るコトが、
下請けの業者に出さなければならないため、
結果がわかるまで2~3日かかってしまうので、
非常にイラつくと。
また出張も多くなったと。

普段はおっとりとした口調のYが珍しく感情的に話す様子から、
製作に飢えている感じが伝わってきた。
コイツは根っからの工作小僧だったんだなと・・・・
あらためて認識したことがあった。

ただ年功や職責の都合上、
何事も勝手に出来ない立場でもある。
皮肉なコトだが・・・

そして、
こういうYのような秋葉原通いの、
かつての「工作小僧」たちが、
この国のメカニック業界を牽引しているのかと思うと、
これまた興味深い。

かつてのエレクトリックボーイたちにとっては、
このラジオストアーや




ラジオセンターそれと通り向かいにある東京ラジオデパートは、
ある種、特別な思い入れのある場所なんだろうなと・・・


潮風太子がコッソリ参上したこの日は、
もう閉店1週間を切ったというのに、
ごく当たり前のように通常営業をしていた。
どこかのスーツ屋のようにやたらと
「閉店セール」を謳うワケでなし。

まぁこれらの店も今後は通販の世界で勝負、
いや、すでにココは、まさにアンテナショップだったようで、
時代とともに形を変えて営業を続けるらしい。
これもまた秋葉原らしいサッパリとした話だ。


さて、来年の就職試験のエントリーシートに
「工学部卒」や「理工学部卒」という者のなかに、
こういうラジオ作りとかハンダ付けがサクサクできる、
若者がどのくらいいるのだろうか?

今やプラモデルも作ったことがナイという者が、
堂々と「技術開発部希望」とかいって面接官を
驚かせている時代。

確かにアタマはいいんだけどブキッチョな秀才が、
最近多くなってきたような気がするのは、
自分だけだろうか?

電気工作大好きの「全力少年」は何処へ?

現在、工業系企業の多くは
こういうエレクトロニクス全力少年たちを探している。

そういうところに気付いて欲しいものだ。
面接受ける前に・・・

そうだ今度の忘年会ではスキマスイッチの「全力少年」を歌うか。

そうしよう!

今年でYに書く37枚目の年賀状も書かなくちゃ・・・
ところでY元気か?(^^)


スキマスイッチ「全力少年」
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