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今週は久しぶりに映画ネタにしましょう

最近は多忙でなかなか映画館(野球場)に行く時間がナイ状況。
とはいえ「時間は自分で作るもの!」と昔教わった私らの世代。
以前から気になっていた作品があったので、
この映画の上映打ち切り直前、
8月某日新宿バルト9で早朝のみのロードショーの、
太秦(うずまさ)ライムライトという作品を
無理やり時間を作って観に出かける。

この太秦ライムライトという作品。
太秦というタイトルからもわかる通り、
東洋のハリウッッドとも呼ばれた東映京都太秦撮影所が舞台。

そして、この太秦撮影所で半世紀以上にわたり
日本一の斬られ役として一部のマニアックな時代劇ファンたちから、
カリスマ的支持を受けている「福本清三」の初主演作品という、
ちょっと変わったコンセプトの映画である。


以前ココで「悪役ネタ」をちょいちょい書いていた頃、
昔の悪役について改めて調べていくと必ずと言っていいほど、
この福本清三と峰欄太郎、木下道博という名前にヒットする。
が、いくらその道で超有名人とはいえ、
斬られ役で失礼ながら仕出し(エキストラ)の彼らを、
当時はどうやって面白く書いたらいいのかわからなかったもの。

ところが、ここにきてマスメディアが彼らに注目し始め、
特に重鎮で「海老反り」の第一人者である福本清三が
俄然クローズアップされるようになってきた。

とても素晴らしいことだ。

そこへ来ての今回の主演、
しかも盟友「峰蘭太郎」「木下道博」も出演とあっちゃ、
観に行かないワケにいかない!どうしても血が騒ぐ。

特に彼らの立ち回りの美しさはチャンバラという芸術の域である。

本当に見慣れた昔の東映時代劇
(水戸黄門や暴れん坊将軍、遠山の金さん、必殺シリーズなど)で、
最後の長回しの大立ち回りの際には、
必ず彼らが登場していたもの。
そして、この時間帯だけで視聴率がド~ンと跳ね上がる。
終い10分前の隠れセットアッパーといってもいい。

なので相当に期待して映画館へ向かったが、
結論から先に書くと、
なんか中途半端なフィクション作品で、
これだけ最高素材(デキる役者)を使って
「え、コレ?」ってなカンジの、
水野晴郎監督のシベリア超特急クラスの作品に、
ちょっとガッカリ・・・
まぁ一応、せっかくなのであらずじを・・・

日映(東映のもじり)撮影所所属の超ベテラン斬られ役俳優である、
香美山(かみやま)清一は長年続いたTV時代劇番組の終了に伴い、
斬られ役としての仕事が激減。
現代劇の熱い地面での死体役など、
チャンバラとは無縁でしかも、
ベテランがやらないような仕事でも黙々とこなすような日々。
ところが、ある日現場で「若造監督」とトラブルを起こし、
撮影現場から干されてしまう。

そんな中、オーディションで落ちたという京都出身の
無名の自称女優「伊賀さつき」(山本千尋)と出会い、
彼女に頼まれ殺陣の稽古をつけることに。
自身は撮影現場から日映太秦映画パークの
チャンバラショーに左遷される。

香美山の厳しい指導のかいあって、
伊賀さつきは急遽ピンチヒッターで出演した時代劇で、
ヒロインに大抜擢され、
これがキッカケとなり一躍大スターに。
彼女は太秦を離れ東京に活躍の場を移すことになる。

大スターとなった伊賀が久々に太秦での、
大作時代劇主演の話が持ち上がる。
凱旋帰郷した太秦に「師匠」香美山の姿がナイ。

香美山は体調を崩し故郷で畑仕事をしながら余生を送っていた。

そこへ伊賀が訪れ香美山に出演依頼をするが、
香美山は現場復帰を拒否するも、
香美山に伊賀が稽古をつけてくださいと懇願し、
いざ、稽古をつけた途端、再び斬られ役としてのスイッチが入る。

久しぶりに太秦へ戻ってきた香美山だが、
以前からの腕のしびれが完治していない。
剣捌きが思うようにできずもどかしい香美山。

ラストで尾上清十郎(松方弘樹)に斬られ、
愛弟子の伊賀に止めを刺され、
「職人芸」海老反りを見せながら、

桜の花びらとともに果てるというシーンが、
香美山の引退作のラストカットとなる…

まぁとにかくストーリーがちょっと無茶苦茶すぎて、
なんかヘンだと思ったら、
どうやら潮風太子世代のスタッフと、
特に多くのガイジンスタッフによって、
作られた作品であったことがラストのスタッフロールを見て解った。
なにか全体的な不自然さの原因はココらへんにあったのかもしれない。

「お勉強」はできる人たちなんだろうけど、
地面の目線つまり「時代劇」に興味があってこの映画を、
わざわざ観に来ているのは、
相当にマニアックな客層であるということが理解できていなかったようで、
殺陣のイイ感じの心地いいシーンや、
福本清三の御年70歳とは思えないような超キレキレの、
刀捌きなど思わずグッとくるシーンをジックリ観たいのだが、
そういう熱いチャンバラのシーンが、
ようやく始まったかと思って観ていたら、
なんだかよくわからない現代のシーンや回想シーンに突然転換されたりと、
心地いよい気分がことごとく台無しにされたような気分だったのが、
とても残念だった。

無理やりストーリーを作るくらいなら、
それこそ「ポレポレ東中野」とかでやっているような、
ドキュメンタリー作品にしてほしかったなと・・・・。

そっちの方が我々のようなマニアックな層はじめ、
お年寄り層にも、もっとウケたような気がしてならないのは、
自分だけだったのだろうか?

斬られ役ひとつにも「命の貴さ」を伝える力があることも、
佐世保の事件みたいなことがあった後だけに、
尚更、そう感じてしまった。

もっと、この福本清三の人間味そして含蓄のある「お言葉」や、
いまでは珍しいであろう厳しい若手への指導のシーンなども、
多少のタブーを冒してでも伺いたい、
観てみたいと思っているのは、
潮風太子だけじゃないハズ。

海外向けのプロモーション作品であろうことは、
充分理解できるものの、
チャンバラ好きな「底辺で暮らす一般的な日本人」の感覚、
ってもんを、もうちょっと解ってほしかったなと。

ただ、この作品の中のセリフにもある、
福本清三の座右の銘的な「お言葉」で、
「人を信じ自分を信じる」そして、
「一生懸命やっていれば誰かが見ていてくれる」は、
すっかり社会の「斬られ役」になっている潮風太子の心に、
とても響く言葉だった。

今さっきマリーンズが楽天にサヨナラ勝ちを収め、
2夜連続のサヨナラ勝ちで5連勝!
特に今日(7日)は、ず~っと2軍暮らしだった、
大嶺翔太(兄貴は投手)が1軍昇格、即スタメンで初ホームランの快挙。


入団前は高校生の分際で仲間たちと酒盛りなんぞやって、
入団が遅れるなど問題行動もあったものの、
プロになって心を入れ替えて一生懸命やっていたからこそ、
「誰かが見ていてくれた」ワケで、
誰かがちゃんと見ていてくれたから、
こういう日がやってきたんだと・・・・

頑張って書いていればこそ「必ず皆さんに見ていただける」ワケで、
改めて自分にも言い聞かせたい「セリフ」。

しかし、いいこと言いますなぁ
「名人」って呼ばれるような人は・・・




※来週は夏休みで多忙のためお休みさせていただこうかと思います。
  
  それでは楽しい夏を熱中症や危険な大雨には、
  くれぐれもお気をつけいただき、
  お過ごしいただきますよう心よりお祈り申し上げますm(_ _)m
   また再来週あたりに(^^)ではまた。
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