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2014.10.10 みえない貧困
たまには時事ネタにしましょう

最近、日本が右傾化してきたと、
マスメディアを中心にネットでも左派の人たちが、
日本の未来を危ぶむ声が上げている。


そりゃ、こんなデモの様子をみたら「ヤバイぞこれは!」と思いますわな。
これじゃまるで「戦前」の頃に逆戻りじゃないかと。


「言論の自由」と「言っていいコトと悪いコト」は紙一重。
見聞きする角度によって全く異なる解釈となる。

そして、こうした大規模な右翼デモを主に行っているのが、
いわゆる「チャンネル桜」を中心とした団体と、
「在特会」と呼ばれる団体。

それと、この手の「ヘイトスピーチ」デモの周囲に、


必ず「レイシストをしばき隊」なるヘイトスピーチに対する、
反対運動を展開している組織が、
デモを警備する警察官たちを挟むようにして、
遠巻きにデモに対する抗議活動を行なっている光景をみかけるようになった。

これが1セットという光景。

だから参加人数が双方合わさるので余計、
大規模なデモのイメージになってしまう。
とくにYouTubeなんかでデモの様子をみると、
その印象が一層強くなる。

ただ客観的かつ冷静に「双方」を観察していると、
お互いに、
それほど強いイデオロギーというのを感じないのはなぜだろう。
政治的信念とでもいうか・・・
なので、これは「右」と「左」のデモといえるのか、どうか?と、
潮風太子的にはチョット疑問符が付く。

平たく書くと、
「日頃の憂さ晴らし」をやってる連中と、
それを「みっともないからヤメロ」と、
たしなめている連中が、
お互い罵り合うデモという構図に見えてしまう。

それだと単なるガス抜きデモじゃないか…
と思うも別にそれならそれでイイんじゃない?
と思ってしまったりする。

特に「在特会」に関しては最近ヘイトスピーチの象徴的存在、
という報道やネットでの論調が目に付くものの、
潮風太子から見ると「在特会」に関しては、
もう、それほど東日本大震災以前の頃のような、
ああいう勢いがあるようにみえない。

なにより彼らは「右」の絶対条件である
「縦社会絶対主義」に対して疎い印象が否めないので、
これでは「真の右派」との共闘はナイだろうから、
これ以上の組織拡大はムリだろうというのが潮風太子の見方。

最近では強力なパトロンたちも去り、
裁判(京都朝鮮学校の件)にも負けたのを機に、
ヘイトスピーチの象徴として彼らをようやく、
マスメディアが攻撃を始めたのではなかろうか・・・
という気がしてならない。

それにしても、
なぜこうした右傾化デモの「ある種のブーム」が、
なかなか去らないのは何故なのか?

かつては極左を名乗っていたが、
現在はファシストを名乗るようになった、
(元)左翼活動家の外山恒一曰く、

「今や「左翼」は風紀委員みたいなものだから、
反感を買って当たり前だ」と言う。

つまり、かつての革命派が保守に、
そして本来なら保守であったはずの右派が、
革新派へと逆転してしまったということらしい。

いつの時代も若者は常に「既存権力」とか、
「既成概念」というものに対して攻撃的なもの。

例えばフェミニズムとか男女共同参画とか、
エコロジーや嫌煙権運動に、
スチューワーデスや看護婦は差別用語というのも、
元はといえば全共闘世代が作り出したもの。
これらは常にサヨク特有の「批判の精神」から生まれたものであり、

結局のところ、それを皆が受け入れたワケだけれども、
その一方で、そういう「押し付け」になにか嫌悪感を持つ世代が、
出てくるのもまた時代の必然。

そう考えるとヘイトスピーチの根底が見えてくる気がする。
要するに、ほとんど昔の暴走族のノリに近い。

また昨年の5月30日とあるトークショーに出演した、
元オウム真理教外報部長だった上祐史浩は、
「負け組から右傾化そしてカルト思想が生まれてくる」
と語った。

そういえば、かつての全共闘時代の闘争との決定的違いは、
全共闘世代で運動していた学生のほとんどは、
大学まで進学できる優秀な頭脳と大学まで進学できるほどの、
裕福な家庭に育った人たちがほとんどだった・・・

そう言うと判で押したように「オレは苦学生だったよ」と反論される。

しかし家が貧しく大学どころか高校にも行かれなかった、
多くの中卒の職人(達人)さんたちを知る潮風太子からすると、
「どうしてそう白々しいこと言うんだよ?」というのがホンネ。

ただ皮肉なことに、
この階級対立構造は学歴コンプレックスという形となり、
それを双方がエネルギーに変換させたことで、
この国の爆発的な推進力を生むことになった。
これが今で言うところの日本の高度成長期。

でも、もうそういう時代はやってこない。

上祐氏の言うとおり確かに「貧困」と「右傾化」には、
強烈な因果関係があるのかもしれない。

ただそれは戦闘地域や発展途上国のような、
究極的貧困だけでもなければ経済的貧困にも限らず、
精神的貧困も含む。

大卒だって第2団塊世代以降は、
貧困層にいる者が多い。
今では学歴も未来を担保するアイテムでなくなってしまった。

そこに不満の矛先が「右傾化」という形で、
近年、若い人たちを中心に現れているようなカンジだろうかと・・・・

それと、もうひとつ。

弱体化してきた右派組織を叩こうとするマスメディアに、
心配なコトがある。

近頃、脱原発を軸に据える(左派)、愛国運動を軸に据える(右派)、
それぞれに新興宗教が擦り寄り始めているコトを、
なぜ報道したがらないのか?という点。

今ではテレビも雑誌も新聞(まともな方)ですら、
信用をすっかり落としているので、
超有名人が推奨するモノすら信用されなくなった。

ただ、その反面、

例えば、ネット(特にウキペディア)に書かれていると、
簡単に信用してしまう風潮がある。

たまたま手にした宗教団体のチラシ。
「あれ?コレどこの宗教だろう・・・」
ってな具合で、すぐにスマホでググってみる。

すると、こんな風に書かれた文章が出てきたとする。
「へぇ!これレアアイテムなんだ・・・」という具合に、
何の気なしに、つい読み始めてしまう。

これがカルトへの入口とも気づかずに・・・

イスラム国の兵士になりたい!なんて言ってる、
間抜けな学生のハナシも似たようなもの・・・

今から25年ほど前に起きている現象に似てきている。
学生運動が右派運動に変わっただけ。
終末思想が他国からの侵略妄想に変わっただけ。

順序(プロセス)が非常に似通っている点も気になる。
いつも行き着くところは決まって同じ・・・

同じ過ちを繰り返してはいけない!

と、最後にちょいジジイの小言ナリと。



また来週。



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