FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015.06.05 愚兄賢弟
先日ウチの次男坊と珍しく2人で、
車にて買い物のお出かけ。

このところサッカーづくしで長男が一緒のことばかりだった故、
そう言われてみると2人で長い時間、
話をする機会がなかったことに気が付いた。

次男は今年6歳。
来年から小学生。
愚兄賢弟とはよく言ったもので、
我が家も典型的な愚兄賢弟のパターン。
長男と比べると明らかに「学習センス」が高い。

いや長男の愚息が過ぎるということなのだろう。

次男との会話は6歳とはいえ、
既に「恋バナ」や、
恐竜の話から始まる地球の環境問題までいける。

いつの間にか、
次男も随分と成長したものだ。

中でも今回一番驚いたのは、
「今度休みができて、
どっか行きたいとしたらどこ行きたい?」
と聞いたところ、
「ぼくプーチン大統領に会いたいんだよね、だからロシア」と言い出したとき。

「プーチンってウサビッチのプーチンじゃなくてロシアの大統領のか?」
と改めて聞き返すと。
「Yくんが偉い人だって言ってたから、会ってみたいんだよなぁ」
と言う。
どうも仲良しのYくんは少々オマセなのか、知的レベルが高いのか、
いずれにしろ国際政治に興味がある子どもらしい。

ここは親として難しい判断を迫られる・・・

テキトーに答えて「そうだねぇ、じゃお勉強して偉くなって。。。」
と定型文にて軽く流せば簡単だが、
せっかく子供が国際政治に関心を持ったということは、
非常に良いことなので、
ここは丁寧かつ真摯に向き合って答えるべきか?
である。

テキトーに流せば楽だが、
せっかくの子供の学ぶチャンスを親が奪ってしまうことになりかねない。

しかしガチに答えるとなると、
ソレ相当の覚悟を要する。
いかに解り易く、飽きないように短時間で簡潔に、
「どうして」を引き出すようにしながらプーチンの正体やら、
ロシアの歴史、世界史の流れと現在の国際情勢まで、
Yクンとの次回ディベートができるレベルまで、
正確かつ面白おかしく情報を伝えなければならない。

この手のハナシの一番の面白さは、
自分の知識を人に紹介して関心されることだ。
こと子供のころには、その傾向が一層強い。

それが学習意欲へとつながることはオトナになるとわかる。

ただひとつ間違えると逆効果になり、
この手の話を嫌いになってしまいかねないので、
意外と重要な場面だったりする。

一瞬思案したものの、

「でもなプーチンって悪いヤツだから父ちゃんはキライ」
と逆説から振ってやることに。
「え、なんで?ロシアの偉い人じゃん」と来たので、
待ってましたとばかりに、
「プーチンは元々悪いスパイの組織にいたヤツでな、
自分の敵になりそうな奴が出てきたら、
すぐに手下を使ってソイツを殺したり、

チェチェンという地方の人たちを兵隊使っていじめたり、
ココはオレたちの土地だぁ!とか言って、
勝手に自分たちのモノにしちゃったり、
自分たちに刃向かうからっていう理由だけで、
強引にその家の父ちゃんを家から無理やり連れ出して、
牢屋に閉じ込めて殺したりしてな、
それを知らんぷりしたりするような、
とっても卑怯でズル賢いヤツなんだぞ」
と少々キツイことを話してみた。

すると、意外なことに「へぇ」が帰ってきたと同時に、
「じゃあアメリカのオバマ大統領も悪い人なの?」
とまた深い切返しをしてきたので、

「オバマ大統領の肌って色何色だったっけぇ?」と、
今度は別の切り口で問うてみると、
「黒っぽい○○ちゃん(スリランカ人)みたいな色」
と、これまた鋭い返答。

そこからアメリカの歴史と黒人との関係についてから、
南北戦争やリンカーンの登場・・・

奴隷の歴史に人種差別問題ついて・・・
アメリカとロシアの関係や核爆弾の問題・・・
などの話題をできる限り簡潔に、
かつ両方向の見方ができるように、
逆説も交えたりして…
というカンジで話を続けていたら、
あっという間に30分くらいの「講義」となっていた。

普段はイライラする渋滞も、
たまには悪くない。

ただ問題は、
この先ウチの次男坊が、
こうして政治や歴史、世界情勢について、
興味を持ち続けていてくれるかどうかだ。

あと干支が一回りする18歳の頃、

ウチの次男坊にも選挙権が与えられることになる。

ところが、あと12年もすると、
今、熱心に選挙へ行っている60代、70代のお年寄りたちも選挙へ、
行かなくなるようになってくる。

戦争を実体験した世代だって、
ほとんど皆無の状況となる。

そして、いよいよ戦争を知らない、
オトナたちばかりの時代がやって来た時、
ネットの情報だけを鵜呑みにする若者たちこそが、
投票行動を起こす。
あとの人達は無関係を決め込み選挙に行かない。

賛成する人は選挙へ行くが、
反対する人はわざわざ選挙へ行かない・・・
ブレーキ役のお年寄りたちもブレーキの役を果たせなくなり、
バランス感覚が次第に崩壊してゆく。

となるとどうなるか…

全党一致で、
この法案が自衛隊派遣法の陰にスッポリ隠れるように通るらしい。
やはり、どこの政党も未来へつながる、
「若い1票」は喉から手が出るほどに、
欲しいようだ。

そして今後問われるのは、
我々、今のオトナたち。

ちゃんと右派左派のイデオロギーや、
歴史問題やら宗教だとか民族問題、
社会情勢などをキチンと理解し、
アタマの中でよ~く咀嚼して、
次の世代にこれらのネタをキチンと正確に伝え、
かつ考える力も同時に与える。

単に新聞やマスメディア、
ネットだけといった偏った情報だけに頼らないという、
己の考え方や哲学、信念、
政治思想を持つ大切さを説く。
本当の民主主義とは何ぞや?と。

そういう教育を子供の頃から、
ちゃんとやっておかないと、
ある程度オトナになったとき、
安保闘争時代のような極左思想や、
最近みられる極右思想のようなモノへとカルト的に若者たちが、
駆り立てられるように傾倒していくことに、
なってしまうのではなかろうか・・・
そんな心配をついしてしまう。

かくして再び歴史はまた繰り返されるのかと。

ということで我々も、
まだまだ勉強しなきゃいけないようです。
体力も鍛えながら(^_^*)

オトナになっても勉強の日々なんだなと、
と改めて思う今日この頃。

さて今月は、
ウォルマートについて書かれている本でも、
読むとするか…


また来週。
スポンサーサイト
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。