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ヒョイとカレンダーをみたら今月19日(土曜日)から、
23日(水曜日)まで連休とな・・・?

これをシルバーウィークといふそうな。

愚息のサッカーの試合と仕事とちゃんぽんで、
自分のための「休日」など今や皆無の潮風太子。

とはいえ世間様は皆「大型連休」です。
ということで、
今週はPC故障により書けずボツにしたネタを遅まきながら改めて。

内容が内容なので、
関係者に迷惑がかかるとマズい故、
イニシャルでの表記になりますが、
そのあたりご容赦のほどm(_ _)m

ただ今回は時間がかなり取れたこともあり、
綿密な直接取材ができたので、
かなりキツイことを書きます。
それ故、このネタ信じるか信じないかはあなた次第(笑)という
一筆をしらじらしく入れた上で、
それでは本編を追記にて。

まぁ知りたくないな~ってな方は、今週はこの辺にて(^^)

では続きを読むをクリック・・・にて追記です。
今年の7月、浦安のディズニーランドを夜に出発し、
岡山へ向かっていた「夜行ツアーバス」が午前3時すぎ、
東名阪自動車道下り線三重県四日市市を走行中、
ダンプカーと接触し高速道脇の茶畑に転落。

バスの乗客、乗務員ら20人ほどが重軽傷を負う事故が発生した。
死者はナシ。

そして、この事故がテレビのニュースで
各局から一斉に報じられると、
この事故の映像をみた「同業者」の面々からは、
「あ~やっぱりやっちゃったか…」
と呟きの声が上がった。

起こるべくして起きた事故だと…

この事故を起こしたのは、
関西系大手バス会社Wという会社の、
下請け会社のバス。
運転していたのは50歳の運転士で、
入社7年目とのこと。

下請けのバス会社が起こした事故、
ということから、
素人目には「下請けじゃな…」程度の認識となり、
この事故をレアケースの事故として、
理解してしまいがちだが、

このW社の内情(というか有名な話だが)を知る、
「同業者」の面々たちは、
そんな甘い見方はしていないようだ。

このWというバス会社の、
マニュアルの徹底ぶりを功罪含めて、
熟知しているからだ。

つまり「同業者」目線だと、
「マニュアル通りの事故」というコトになるらしい。

このW社のバス(下請けの系列バス会社含む)は、
乗客へのサービスの徹底を最大のウリにしていて、
最新の大型バスに一人1座席の3列シートで、
パーテーションでの仕切りによるプライベートスペースの確保。

現地到着後には洒落たバスターミナル内にある、
パウダールームが使用できたりと、
まさに致せりつくせりのサービスを提供していて、
その上、飛行機、鉄道はもとよりJR系のバスよりも低価格。

なので時折、マスメディアでも取り上げられ、
最近の深夜高速バス業界にあっては、
センターポジション的存在といっても過言ではナイ。
大手マスメディアも貴重な大口スポンサーである、
このバス会社をヨイショしまくりである。

事実、この事故のニュースは事故当日こそ、
大々的なニュースとして報道されたものの、
翌日にはパッタリと後追い取材もなく、
まさに強きに弱く、弱きに強い日本のマスメディアの真骨頂、
ココにアリ!といった印象。

そうジャニーズ事務所のタレントが「不祥事」を起こしたときのような、
感じソックリ・・・


しかしクリーンな企業イメージとは裏腹に、
その一方で「若い」企業であることと関西系というだけあって、
最近、結構無茶なところも目に付くようになってきた。

Wグループの看板を絶対的なブランドとするためには、
下請けのグループバス会社にまで、
Wグループの「標準的サービス」を徹底的させ、
顧客満足度とやらを「乗務員」に厳しく要求する。

もちろん、それだけあって年1万円程度の昇給もあったりと、
頑張った人には頑張った分、
「お給料」がいただけるというシステム。
そこまではイイ・・・。

が、耳障りこそイイものの現実は、
「生き地獄」もいいところだという。

まぁ3年もてばイイ方で、
殆どのドライバーは早々に辞めていく為、
会社も退職金の心配が皆無。
手っ取り早く今すぐまとまった現金を手にしたいという人が、
やるような仕事なので長く勤める会社じゃナイですよ・・・
と、このW社をよく知る人たちは口をそろえる。

特に大問題なのが、
この会社の勤務体系。
とにかく休みがナイという。

今回も事故発生直後の記者会見をみてみると、
「お約束」どおりというか、
事故を起こした運転士が11日間連続勤務の最中であったことを、
シラっと公表し世間を一瞬イラッとさせたものの、
「しかし法令的には何ら問題がナイ」との主張を繰り返して、
それじゃあ仕方ないね・・・ということで話は決着してしまった。
記者たちも特に厳しいツッコミをするでもなく。

あ~やれやれ・・・

この会社はコンプライアンス重視を、
企業案内で謳っているほど。

法令順守ねぇ・・・確かに・・・
ただ、この法令こそに問題があった場合は、
どうなのか?と。
以前「バスに乗る前に知っておくべきこと」でも書いたが、

労働基準法においては使用者は労働者に毎週、
少なくとも1回の休日をあたえること。
または4週間を通じ4日以上の休日をあたえること。
(労働基準法 休日 法第35条)
とあるが、次に並ぶ法第36条には、
使用者は労働組合または労働者の過半数を代表する者と、
書面による協定をして行政官庁に届出をしたときは、
労働時間の延長または休日労働をすることができる。
いわゆる36(サブロク)協定がある。

つまり休日については使用者と労働者の話し合いで決めてくれ。
という、なんとも無責任な法律が我が国には存在する。

更にご丁寧なことに、
労働基準法、バス運転者等の労働時間等の改善基準という、
トンデモ法律まで補足されていたりする(上記画像)

使用者はバス運転者等に第35条の休日に労働させる場合は、
当該労働させる休日は2週間について1回を超えないものとする。
つまり13日間連続勤務させたら1日は休ませなさいと・・・
逆に言い換えると13日間連続勤務は「合法」であるということ。

はて?

13日間連続勤務して1日休んでまた13日間連続勤務して~
でいくと1か月間に2日しか休みを与えなくてもよい。
ということになる・・・
これが「合法」とな?

これが11日間連続勤務は「合法」であると、
バス会社が堂々と言い放てる根拠。

さらに取材を進めるとW社の「法解釈」の異常さを知ることに。

夜行バスでの運行が主であるW社は、
出勤時間が午後7~8時で、翌朝現地で1泊したのち、
再び午後10時頃現地を出発、翌朝8時~9時頃退社で1セット。
これを7回繰り返しての連続勤務となる。
が、14日目の唯一の休日も退社時間から24時間換算となるため、
「翌日」の午後7~8時には、また連続勤務が始まるとのこと。

皮肉なことに毎日、東京ディズニーリゾートへ「仕事」で通っているものの、
家族で東京ディズニーリゾートへ遊びに行く場合は、
朝のオープニングからラストの花火見物まで「満喫」することができないのだ。

どうりで人件費が安く抑えられるワケだ。

また現地に到着しても、
なかなか「昼間」寝付けないことから、
多くのここの乗務員たちはもっぱら、
「睡眠導入剤」(睡眠薬)を常用しているので、
慢性的な時差ボケのような状態にあるという。

そんな状況もあるというのに、
法的には連続運転は4時間まで・・・
などと、これまた常識はずれな法律が存在している。
(連続運転時間 第5条第1項第5号)

4時間休みなく運転しても何ら法的に問題はナイというが、
4時間も連続で運転してみろ!である。

この法律も異常な法律だと思うが、
誰もこういうトンデモ法を「異常」だと指摘しない。

結局はバス会社の「性善説」頼りになっているのが、
現状であり今こうしているときも、
「こういうバス」が多くの乗客を乗せ走行している。

W社をよく知る人たちは皆、こう口を揃える。
「またいつか必ず事故起きますよ」と。
「それも今度は、もっとデカイやつだと思います」と。

そして、このW社の「システム」は、
今や理想的なモデルケースとして、
高く評価され他社もこれに続けとばかり、
「真似」をするようになってきたという。
もはや、このやり方は「標準化」しつつある状況らしい。

シルバーウィークでツアーバスをご利用になる方、
特にW社のバスをご利用の方は、
くれぐれも、ご注意くださいな。

よいご旅行を(^^)

また、今後ツアーバスのご利用をお考えの方には、
ご参考まで・・・・

1週お休みいただきます。
では、再来週にまた。

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